女性の心と歯の病気

女性にやさしい歯科治療心の状態は、からだの健康に大きな影響を与えます。心と体(からだ)は密接に関係しています。

心配事があれば食欲がなくなったり、すてきな異性があらわれればほっぺたが赤くなり、心臓はドキドキします。また、ストレスが許容範囲を超えると体の弱い部分に症状が現れることがあります。それが、お口の中であることもけっして少なくはないのです。

「あごが痛くて食事ができない。」ストレスで無意識に食いしばっているのかもしれません。

「口臭が気になる」「口が渇いて、舌が痛い。」

「歯医者さんが怖い。」

などと思われたことはありませんか。

こころの不安定が歯の病気につながったり、逆に歯の痛みからこころの病気につながることさえあるのです。

当院では女性の立場にたってカウンセリングを行うことで、心と体をサポートします。

▲このページのTOPへ

思春期の女性に起こる歯肉の炎症

少女から大人の女性へと成長する過程で、女性ホルモンの分泌が始まります。

理屈では、プロゲステロン(女性ホルモンの一種)が多くなると、歯肉に炎症を起こしやすくなります。女性であることは、それだけで歯周病のリスクであると言えます。月経にともなって周期的に歯肉に炎症が起こりやすい人もいます。

プロゲステロンは、排卵後から月経前までの期間に多く分泌されるので、月経の7〜10日前には歯肉から出血しやすくなることがあるようです。

また、女性の歯肉に特徴的に繁殖する細菌もいます。女性ホルモン(エストロゲン)をとくに好んで繁殖する細菌で、この細菌も歯肉の炎症に関係しています。このような時期には、念入りなブラッシングが必要です。

▲このページのTOPへ

妊娠時の歯肉の炎症

妊娠時には、多くの人に歯肉の炎症が見られます。

子どもを産むと歯が悪くなると昔から信じられてきました。その確実な証拠はありませんが、女性特有のリスクがいろいろあることは事実です。これは、妊娠にともなう女性ホルモンの変化で免疫バランスが崩れ、歯周組織に過剰な影響をもたらすためだと考えられます(妊娠性歯肉炎)。

妊娠期に多く見られる歯肉の炎症妊娠女性の約30〜70%は、歯肉の異常(腫れ、増殖、出血しやすい)を示しています。

一般に炎症や腫れが強いのは妊娠初期から中期です。これはホルモンの影響で歯肉が炎症を起こしやすくなっているためだと考えられます。

また、食事の好みの急激な変化や、つわりによる嘔吐の繰り返しなどで、お口の中の環境が変わって、リスクが増大する可能性も指摘されています。

妊娠期は吐き気や体調不良を起こしハブラシがしずらい状態になったり、出産後は赤ちゃん中心の生活になり自分へのケアーがおろそかになりやすい時期です。

この時期は、赤ちゃんにも悪影響を及ぼすので注意が必要です。ともかく洗口剤などを活用してお口の中を清潔に保つことが大切です。

▲このページのTOPへ

更年期の問題

多くの女性は、月経周期が不順になる閉経期から閉経後(いわゆる更年期)にさまざまな体の不調を経験します。

「口が渇く」「舌がひりひりする」という症状を訴える例があります。また、閉経後の「骨粗鬆症」で骨の密度が下がり、骨がすかすかになる傾向があります。

骨密度が低下すると、歯を支えている骨も痩せて行き、歯周病をますます悪化させやすくなります。深刻な骨粗鬆症の場合は、ホルモン補充療法を受けますが、生活習慣の改善が有効です。骨粗鬆症をひどくする最大の原因は喫煙です。

禁煙して緑黄色野菜を充分食べる習慣は、骨粗鬆症の進行にブレーキをかけるばかりでなく、歯周病の予後にもプラスになります。

お気軽にご相談ください。

お気軽にご相談ください

▲このページのTOPへ