歯周病菌を退治する抗菌療法とは

では通常の歯周病治療でなかなか治りの悪い患者さんはどういう治療法が残されているでしょうか。

抜歯?

抜いてしまったら確かに細菌はいなくなりますが、歯を失っては元も子もありません。

そこでキーワードは、抗生物質(抗菌剤)です。細菌検査の結果、存在する細菌を標的に効果のある抗生物質(抗菌剤)を使って治療をすすめていきます。

このサイトの別のページでもお話していますが、歯周病はバイオフィルム感染症です。ただ抗菌剤を服用してもそれだけでは効果はありません。

ですから、服用とともに必ず、スケーリング、ルートプレーニングといったバイオフィルムの物理的、機械的な除去が必要なんです。これら一連の治療体系を抗菌療法とよびます。

劇的に改善いたします。やってる私が言うのもなんですが、本当です。