口内炎について知ろう~口内炎にも種類がある?~
なんだかお口の中が痛いな~と思って鏡でみてみると、口内炎ができていた・・・。ということもあるかと思います。
今回は口内炎の種類や原因について詳しくお話していきたいと思います。
口内炎ってどのようなもの?
口内炎とは、口の中や口の周りの粘膜にできる炎症の総称をいいます。口内炎は種類によって、軽度から重度まで様々なものがあります。ではどのような種類のものがあるのでしょうか?
最も多いアフタ性口内炎
口内炎の中でももっとも多いのがアフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)です。
アフタ性口内炎は、境界線のはっきりとした2㎜~10㎜程度の白い潰瘍が唇の内側や頬、歯肉や舌などにできます。中には、小さいものが何個もくっつき、大きい口内炎になってしまうこともあります。
食事や歯磨きなどで刺激があると痛みがあることが多いです。
アフタ性口内炎の原因は?
アフタ性口内炎の原因ははっきりとはわかっていませんが、ストレス・睡眠不足など生活習慣が乱れている・栄養が足りていないなどで免疫力が下がってしまうとできやすいと言われています。女性の場合は、ホルモンバランスの乱れなどから口内炎ができることもあります。
また、何度も口内炎を繰り返し、範囲が広い場合はベーチェット病などほかの病気の症状の場合もありますので注意が必要です。
口内炎を作らないためにどうしたら良いの?
口内炎を作らないためには、まずしっかりとした生活習慣を送ることが大切です。いつも疲れているようでしたら、少しゆっくりできる時間を作って心も体も休めてあげましょう。
また、お口の中を清潔に保つことも大切です。歯ブラシで粘膜を傷つけないようにやわらかめの歯ブラシを使用することをおすすめします。
その他にも様々な口内炎があります
ヘルペス性口内炎は、赤く腫れあがり強い痛みがでるのが特徴です。
お口の中だけではなく、唇の外側や喉に近い粘膜にできることもあります。
カタル性口内炎は、お口の中に赤い炎症や斑点、ひび割れや水泡などができるのが特徴です。矯正をしている場合の矯正装置や入れ歯などの器具があたってしまったり、頬っぺたを噛んだりした時に細菌が繁殖したりして起こります。
アフタ性とは違って、炎症の境界線がわかりにくく、お口の中が熱く感じたりすることがあります。
気になる症状があれば歯科医院へ!
なんだかお口の中が痛いと思っても鏡で見ても見えづらいところに口内炎ができているなどということもあります。
ご自身で判断せず、歯科医院でみてもらうとお薬を塗ることもできますし、安心かと思います。