ヘルペス性歯肉口内炎
単純ヘルペスウィルスによる初感染で、一般的には感染していても症状はでません(不顕性感染)が数%が症状の出る顕性感染としてヘルペス性歯肉口内炎の症状がでます。大半は小児に見られますが近年核家族化にともない大人にも見られます。
症状
全身的に発熱やだるさの症状がでます。口腔粘膜に多数のアフタ性口内炎ができます。特に、歯肉の発赤、腫脹、びらんが特徴で口腔内は不潔になり、口臭が強くなるのが特徴です。自発痛や接触痛も強く、食べることや話すことすら困難になることがありアゴのリンパ腺も腫れます。
治療
しばしば入院が必要になります。全身管理とともに、食事が困難な場合には、点滴で栄養を補給する必要があります。