入れ歯は自分で調整しないでください

入れ歯は自分で調整してはいけない
入れ歯に不具合がある場合は必ず歯科医院で調整してもらいましょう。歯科医がやっている調整を見て、自分でもこれくらいできると重い込んでやってしまう方がいます。
しかし、絶対にやめましょう。歯科医は調整用の特殊な器具を使ってやっています。大工道具のペンチなんかでやっているわけではありません。専用工具を使わないと壊してしまいます。またやすりなどで削ってもうまくいきません。入れ歯が当たっているところだけをうまく削ることは難しいことなのです。歯科医は特殊なチェッカーを使って入れ歯が当たっているところを調べます。適当に勘でやっているわけではありません。また、削ったところは粘膜に痛みが出ないようにつるつるに磨いて仕上げています。ご面倒でも、歯科医院に足を運んで入れ歯の調整を受けてください。

入れ歯ができるまでは大変ですが、できてからの調整はもっと重要です。歯医者が調整しても難しいのに、ご自分で調整するなんてことはまずできないと思ってください。ご自分で調整を繰り返すうちに壊れて使えなくなってしまったというケースもありました。健康保険では、半年に一度しか入れ歯は作れないルールになっています。面倒でも歯科医院を受診して入れ歯の調整を受けてください。快適に入れ歯を使い続けていただくためのお願いです。

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