三歳児のひどい虫歯の原因は

3歳になると保健所で歯の健診があります。
もしこの時期に虫歯があったら、ちょっと要注意。
でも心配はいりません。まだ十分にやり直せます。
虫歯の原因を見つけて、育児のアドバイスをしてくれるのが3歳児健診です。

離乳が完了したら、おやすみ前の哺乳習慣は、きっぱりとおしまいにしたいものです。
動物は、離乳すると、一人で餌がとれるように親は子を訓練し始めます。
人間の場合、これは無理ですが、最低限のけじめはつけたいものです。
1歳を過ぎておやすみ前に哺乳びんでミルクを飲ませたり、母乳を与えることは、けじめのある子育てとはいえません。

ひどい虫歯をもった三歳児のお母さんの話をきくと、おやすみ前の哺乳習慣が長く続いたことが、大きな原因になっているようです。
寝ている間は唾液の分泌量が少ないので、おやすみ前に食べ物や飲み物を口にすると、昼間お菓子をたべるより、ずっと虫歯の危険が高くなります。
離乳の完了と同時に、リズムのある食生活習慣を身につけさせるようにします。
離乳の完了期は、間食の時間を決め、おやすみ前の歯ブラシ習慣をつけるチャンスです。

この時期には、、おやすみ前に歯みがきをして上げましょう。
お母さんのひざに頭をのせてお話をしてもらいながら、歯の掃除をしてもらう。
子供にとって、これはとても楽しい時間です。
口の中をきれいにしてから寝る習慣は、こうして自然に身につきます。