2018年12月17日 / 最終更新日時 : 2019年2月2日 かさい歯科クリニック 口腔粘膜疾患 がん治療と口内炎 がん治療に伴う口内炎には強い痛みがともない、口の粘膜からのどの粘膜に口内炎が広がると、形のある食べ物ばかりでなく、水などの液体を採ることもつらく困難になってきます。この状態が続くと栄養不足や脱水状態になってしまいます。このような状態は、局所麻酔薬の入ったうがい薬や痛み止め、さらに医療用麻薬を使って軽くすることができます。
2018年12月8日 / 最終更新日時 : 2018年12月11日 かさい歯科クリニック 口腔粘膜疾患 ヘルペス性歯肉口内炎 ヘルペス性歯肉口内炎では、全身的に発熱やだるさの症状がでます。口腔粘膜に多数のアフタ性口内炎ができます。特に、歯肉の発赤、腫脹、びらんが特徴で口腔内は不潔になり、口臭が強くなるのが特徴です。自発痛や接触痛も強く、食べることや話すことすら困難になることがありアゴのリンパ腺も腫れます。
2018年12月7日 / 最終更新日時 : 2019年2月2日 かさい歯科クリニック 口腔粘膜疾患 口腔乾燥症とは お口の中が異常に乾く状態を口腔乾燥症と言います。唾液腺の痛みや腫れを主症状とするミクリッツ症候群やシェーグレン症候群と言われる病気では、唾液腺の分泌機能が障害されるため口腔乾燥症が見られます。口腔乾燥症の方は、口臭が強くなったり、歯周病や虫歯になりやすくなります。また、お口の粘膜が傷つきやすいので入れ歯が痛くなりやすいです。こまめに水などでお口の中を潤すことが大切です。
2018年12月5日 / 最終更新日時 : 2018年12月11日 かさい歯科クリニック 口腔粘膜疾患 アフタ性口内炎とは アフタ性口内炎は一か所だけにできたり、数個が散在するようにできる口内炎です。観察すると、輪郭のはっきりした境界明瞭な丸くて浅い灰白色の膜でおおわれた潰瘍をつくっています。周囲は発赤して痛みがあります。原因ははっきりしないのですが、細菌やウィルスの感染、機械的刺激(入れ歯や誤咬など)、アレルギーやホルモン異常などが考えられています。レーザーを使えば簡単に治ります。
2018年12月4日 / 最終更新日時 : 2018年12月11日 かさい歯科クリニック 口腔粘膜疾患 お口の粘膜の病気 白板症とは 白板症(はくばんしょう)というのは、お口の粘膜に生じたこすっても取れない白い板状ないしは斑状の表面の硬い(角化)病変です。粘膜が白くなり、こすっても取れないのが特徴です。白板症患者の8%には悪性化が見られます。しかし、経過観察に応じている患者の癌の治療成績は良好です。
2018年12月3日 / 最終更新日時 : 2018年12月11日 かさい歯科クリニック 口腔粘膜疾患 お口の粘膜の病気 扁平苔癬(へんぺいたいせん) 扁平苔癬とは、お口の粘膜にできる角化性で炎症を伴う治りにくい(難治性)病変です。頬粘膜や舌、口唇にもできやすく、白い粘膜疹がレース状に見られるのが特徴です。しばしば糜爛(ただれ)や潰瘍をつくり、触れると痛みがあったり、食べ物でしみたりします。しかし、がんに発展することはまれです。
2018年12月1日 / 最終更新日時 : 2018年12月11日 かさい歯科クリニック 口腔粘膜疾患 お口の粘膜の病気 口腔カンジダ症は、カンジダアルビカンスという真菌によって起こる口腔感染症です。カンジダ菌は、口腔常在菌のひとつで、健康な人の口腔内にも存在しています。この真菌は、時として口腔内に口腔カンジタ症を発症させます。治療は抗真菌薬が有効です。