2019年2月2日 / 最終更新日時 : 2019年2月2日 かさい歯科クリニック 歯科治療徒然日記 奥歯の虫歯治療 奥歯の咬合面(かみ合う面)の治療としてのコンポジットレジンと金属インレーの治療成績に統計的に有意な差はありません。しかし、コンポジットレジン治療は、悪い虫歯の部分だけを除去し、確実な接着技術で行うことにより、無駄な歯の切削はありません。健康な歯の部分を残し、白い審美的な治療が可能であり、金属アレルギーの心配もありません。歯の寿命にも有利に影響すると考えられます。
2019年1月29日 / 最終更新日時 : 2019年2月2日 かさい歯科クリニック 歯周病治療 歯周病を本気で治したいなら 歯周病が進行していくと、歯周ポケットから細菌や炎症によって生じるサイトカインという物質が歯肉の血管を通り、血液の流れによって、全身の組織や臓器に運ばれ、何らかの悪影響を与えていると考えられています。
2019年1月27日 / 最終更新日時 : 2019年2月2日 かさい歯科クリニック 歯科治療徒然日記 抜歯したあとの治りが悪いとき 抜歯した穴の痛みや治りの遅れが見られることがあります。こういうのは「ドライソケット」といいます。この原因としては、抜歯後のうがいのし過ぎや麻酔薬の血管収縮作用の影響で抜歯した穴に血液が満たされず、骨を覆う肉芽という組織の成長が阻害されることによって、局所的な炎症が生じているためです。こういう場合は、治癒に時間がかかります。
2019年1月22日 / 最終更新日時 : 2019年2月2日 かさい歯科クリニック 歯科治療徒然日記 歯にものがはさまる 歯にも物がよくはさまることを訴える患者さんがよくおられます。こういう症状を歯科の専門用語では「食片圧入」と呼んでいます。とくに繊維性のものがよくはさまるようです。食片圧入があるとそこの歯ぐきが痛くなることもあります。さらに放置していると歯周病が進行して骨が溶けてしまいます。
2019年1月18日 / 最終更新日時 : 2019年2月2日 かさい歯科クリニック 歯科治療徒然日記 歯ぐきが腫れる原因と対策 歯ぐきのトラブルのなかで最も多い症状は、「歯ぐきの腫れ」、そしてブラッシング時の出血です。症状が進むと、歯ぐきからの排膿、口臭、歯ぐきの後退(退縮)などが現れます。歯ぐきの問題は予防することができます。定期的に歯磨きとフロスを行い、歯医者さんで歯と歯ぐきのチェックをしてもらってください。
2019年1月16日 / 最終更新日時 : 2019年2月2日 かさい歯科クリニック 歯科治療徒然日記 歯周病を予防するためには 歯周病を予防するために、歯医者さんでの定期検診以外にできること。歯垢(プラーク)を定期的に除去することが重要です。ですから1日2回はブラッシングすることを推奨します(できれば3回)。
2018年12月7日 / 最終更新日時 : 2019年2月2日 かさい歯科クリニック 歯科治療徒然日記 入れ歯は自分で調整しないでください 入れ歯ができるまでは大変ですが、できてからの調整はもっと重要です。歯医者が調整しても難しいのに、ご自分で調整するなんてことはまずできないと思ってください。ご自分で調整を繰り返すうちに壊れて使えなくなってしまったというケースもありました。面倒でも歯科医院を受診して入れ歯の調整を受けてください。
2018年12月5日 / 最終更新日時 : 2019年1月15日 かさい歯科クリニック 歯科治療徒然日記 差し歯が取れてしまったらどうする 「差し歯が取れちゃった」と来院される患者さんがいらっしゃいます。取れたものを持参される分にはいいのですが、中には瞬間接着剤で元の歯にくっつけてこられる方もいます。そこでお願いです。絶対にくっつきませんので「絶対に」やめてください。瞬間接着剤の為にその歯が使えなくなる場合もあります。そのまま持ってきていただければ使える可能性も大きいのです。
2018年12月3日 / 最終更新日時 : 2018年12月11日 かさい歯科クリニック 歯科治療徒然日記 見過ごされやすい早朝高血圧 早朝高血圧の人は、診療室で計ると正常で治療がうまく行っているように見えるため見過ごされやすく、気づかないうちに脳卒中や心臓病のリスクが進む危険性があります。すでに高血圧の治療を受けている方にも多く見られます。もともとある高血圧にこうした早朝の血圧上昇が加わるために、脳卒中や心筋梗塞などを発症する危険が高まるのです。
2018年12月1日 / 最終更新日時 : 2018年12月11日 かさい歯科クリニック 歯科治療徒然日記 歯科治療と高血圧 高血圧の患者さんは、まず、通常の麻酔薬(キシロカインなどのエピネフリン含有薬)では、麻酔した直後に血圧がドーンと上がってしまうので、シタネストオクタプレシンなどの血管収縮作用の少ない血圧を上げにくい麻酔薬を選択します。治療は、痛みを極力感じさせないように行うことが大切です。痛み刺激でも交感神経が刺激されて血圧は上がってしまいます。